2022年9月25日に行われた「超RIZIN」の朝倉未来戦で大盛り上がりを見せたメイウェザー。
格闘技好きなら、メイウェザーを知らない人はいないでしょう!
そして、メイウェザーの恐ろしい程の強さも知っているはずです。
あの強さはどこからきているのでしょうか。
今回はメイウェザーの練習量について調査していきます!
メイウェザーの練習量はどれくらい?

現在メイウェザーは引退していますが、現役時代には数々の伝説を残しています。
現役時代は、5~6時間休みなしで練習をしていたそうです。
もちろん、睡眠時間もしっかりと取り、10時間は寝ていたそうです。
「他の奴らが休んでいる時、俺は練習している。
他の奴らが寝ている時、俺は練習している。
もちろん、他の奴らが練習している時、俺も練習している。」
「対戦相手が5マイル走るなら、俺は7マイル走る。
対戦相手が7マイル走れば、俺は9マイル走る。」
対戦相手よりも練習を重ね、自信に変えているように思えます。
これが精神的にも強くなれる秘訣のひとつかもしれません。
メイウェザーの練習内容は?

練習内容はどうでしょうか?
メイウェザーは基礎練習をしっかりとやるそうです。
何をやるにしても土台が大事です。
土台を作るためにも基礎練習は欠かせません!
その練習内容が、
- 早朝に山へ行き、1マイルを5分30秒で走り続ける
- 気が済むまで縄跳び
- ミット打ち、1ラウンド4分で1時間
- サンドバックを30分間叩き続ける
- パンチングボール、ロープを30分
ここまでが基礎練習となります。
基礎練習だけで3時間は超える計算になります。
そして、この間に水を飲んで汗を拭くだけで休憩はないです。
メイウェザーはミット打ちが大好きで、ジムにいない時間で練習したくなったらその場ですぐに動き始め、どんな体勢、場所でも全く同じルーティンでミットを叩き続けられるようにステップを踏んで遊びます。
好きはものの上手なれ
どんなトレーニングも楽しくやっているからこそ、毎日継続でき、向上心が湧いてくるのだと思います。
自分の好きなものを極めることが、上達する一番の近道ですね。
基礎練習後、テクニック練習でスパークリングを7ラウンドから10ラウンドも行います。
スパークリング練習の相手も2級以上の相手を3人呼んで、交代で相手をしてもらっていたそうです。
その後もメイウェザーの練習はまだまだ続きます。
練習が終わり、自宅に帰ってからもフィジカルトレーニングを行います。
- 首に重りを付けて、首のトレーニング
- 足に重り、手にはダンベルを持って、鏡の前でシャドボクシング
- 腹筋ローラーを使って、腹筋トレーニング
自宅に帰ってもトレーニングを欠かしません。
勝負の世界。
勝つか負けるかの厳しい世界です。
皆さんもボクシングを見てわかる通り、激しく打ち合うスポーツです。
少しでも気を許すと、命の危険もあります。
だからこそ、肉体的にはもちろん、精神的にも強くならなければなりません。
この練習量がそれを物語っているのではないでしょうか。
そして、練習内容を見ても分かる通り、どのボクサーもやる練習内容だと思いませんか?
それをいかに続け、質を高め、自分で追い込んでいけるか。
どんなに強い人でも努力をしています。
いつしかそれが努力だと思わなくなるほどできる時が来るのです。
メイウェザーも練習が息をするのと同じくらいなのです。
メイウェザーは、引退した現在もスパークリング練習以外は続けているそうです。
メイウェザーの強さの秘訣とは?

メイウェザーの現役時代を知る、世界的ボクシングカメラマンの福田直樹さんの記事に感動を受けたので、紹介したいと思いました。
福田直樹さん曰く、「メイウェザーは私のキャリアの中でも一番多く撮影した選手です。」と話しています。
「一番多く」と語る理由のひとつに「異様なまでの練習時間の長さ」があります。
異様なまでのハードさと長さで大半のメディアは耐えられずに帰ってしまうそうです。
しかし、福田直樹さんは辛抱強く撮影を続けました。
そんな福田直樹さんの言葉だからこそ、メイウェザーの強さが本物だということが納得できると思います。
福田直樹さんが印象的だったのがサイドバック打ちだそうです。
通常2時間くらいの練習をメイウェザーはサイドバックの練習に費やし、他にも倍近い練習量を行っています。
また、福田直樹さんが最も貴重だという、スパークリング練習についても語っていました。
なぜ貴重なのでしょうか。
それは、2015年アンドレ・ベルトとの引退試合の直前に一度だけメディアに公開したスパークリング練習だからです。
メイウェザーは長年、門外不出でチーム以外に一切スパーリングを見せたことがなかったのです。
手抜きのないスパークリング練習で、練習パートナーを滅多打ちにしていたそうです。
抜群の攻撃力、鉄壁の防御、尋常ではないスタミナを目の当たりにした福田直樹さんも
「あんなに練習をする選手を他に見たことがありません。」と言っていました。
良い意味でも悪い意味でも世界を騒がせる選手でしたが、人が見ていないところでは、人の何倍以上もの練習量と勝利への執念がありました。
結果がすべての過酷な世界。
人々が見るのは結果だけです。
ですが、陰ではとてつもない努力をしています。
そんなプレッシャーに勝ち、世界で数々の伝説を残しているメイウェザーがどれだけすごいことなのかを知ってほしいです。
まとめ
今回はメイウェザーの練習量についてまとめてみました。
いかがでしたでしょうか?
異常なほどの練習量と勝利への執念がメイウェザーの強さの秘訣でした。
この記事を読んで、現役時代のメイウェザーを見てみたかったと思う方も多いのではないでしょうか。
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