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アントニオ猪木の引退スピーチ全文紹介!名言“道”を解説!

数多くの格闘技ファンを魅了した、アントニオ猪木さん。

プロレスのカリスマ中のカリスマとして人気だったことはもちろん、政治家や事業家としても日本を変えてきた人です。

また、アントニオ猪木さんはこれまでにたくさんの名言を残し、人々の人生にも大きな影響を与えました。

そんなアントニオ猪木さんの代表的な名言とされる「道」を紹介していきたいと思います。

アントニオ猪木の引退スピーチ全文「道」の内容は?

アントニオ猪木画像

アントニオ猪木さんの引退スピーチは、1998年4月4日の東京ドーム、メインイベント終了後のイングでした。

まずは全文を紹介します。

『私は今、感動と感激、そして素晴らしい空間の中に立っています。

心の奥底から湧き上がる、皆様に対する感謝と熱い想いを止めることができません。

カウントダウンが始まってから、かなりの時間が経ちました。

いよいよ今日が、このガウンの姿が最後になります。

思えば、右も左もわからない一人の青年が

力道山の手によって、ブラジルから連れ戻されました。

それから38年の月日が流れてしまいました。

最初にこのリングに立った時は、興奮と緊張で胸が張り裂けんばかりでしたが

今日はこのような大勢の皆様の前で最後の挨拶ができることは

本当に熱い想いで言葉になりません。

私は色紙にいつの日か「闘魂」という文字を書くようになりました。

それを称してある人が「燃える闘魂」」と名付けてくれました。

「闘魂」とは、己に打ち勝つこと。

そして、闘いを通じて己の魂を磨いていくことだと思います。

最後に私から皆さん…皆様にメッセージを贈りたいと思います。

人は歩みを止めた時に、そして挑戦を諦めた時に、年老いていくのだと思います。

この道をゆけばどうなるものか。

危ぶむなかれ。危ぶめば道なし。

踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。

迷わず行けよ。行けばわかるさ。

ありがとう。』

この名言を読んでみて、心に凄く響くものがありませんか?

私たちの「道」を正してくれるような言葉だと感じました。

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アントニオ猪木の引退スピーチ「道」を解説!

アントニオ猪木画像

この「道」と呼ばれる詩は、アントニオ猪木さんの詩ではなく、哲学者「清沢哲夫」氏の言葉です。

アントニオ猪木さんは「一休宗純」の言葉として紹介しており、一般的にもそのように浸透していますが、誤りなようです。

この道をゆけばどうなるものか。

危ぶむなかれ。危ぶめば道なし。

この道を行けばどうなるかわからないという不安や恐怖を乗り越えて、歩き出すこと。

勇気を出すことの大切を私たちに伝えてくれています。

踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。

自分の前に道はないけれど、自分が一歩を踏み出せば道ができる。

これは、行動する大切さを伝えてくれているのだと感じます。

何かを変えるには、行動が必要なのです。

迷わず行けよ。行けばわかるさ。

私たちは新しい環境に行くことを恐れて、居心地のいい環境に留まりたくなります。

しかし、それは成長を止める行為であり、

アントニオ猪木さんが言っていた

「人は歩みを止めた時に、そして挑戦を諦めた時に、年老いていくのだと思います。」

まさにこの通りです。

自分で体験し、経験に変え、成長に繋げていく。

深く読み取ると、人生を教えてくれる言葉だということがわかります。

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アントニオ猪木の凄い経歴

アントニオ猪木画像

素晴らしい名言を数多く残したアントニオ猪木さんですが、アントニオ猪木さん自身も行動し、自分の成長に繋げている姿が印象的です。

この経歴を見ればわかるでしょう。

プロレス界では、

1972年に新日本プロレスを創立し、

1976年にはプロボクシング統一世界ヘビー級王者モハメド・アリ(アメリカ)と異業種格闘技戦を行い、15Rを闘い抜き、引き分けになりました。

アントニオ猪木さんの活躍は、プロレス界だけに留まらず、政治界へも進出しています。

史上初のプロレスラー出身国家議員になり、スポーツ平和党を結成しました。

1990年には、湾岸戦争からイラクに人質になった日本人41人の解放を目指し、バグダッドでプロレスや音楽などの「平和祭典」を開催したことが人質解放へのきっかけとなりました。

また、1995年4月28.29日の北朝鮮に訪問し、そこでも「平和の祭典」を開催し、2日間で38万人を集め、北朝鮮との親睦を図りました。

アントニオ猪木さんは、合計33回も北朝鮮に訪問しました。

これまでのアントニオ猪木さんの経歴が偉業と言われることがわかるのではないでしょうか。

「戦争」「イラク」「人質」「北朝鮮」

この言葉を聞いただけで恐怖を覚える方も多いはずなのに、その中に自ら飛び込み、世界を変えました。

ここでまた「道」の名言が思い出されます。

この道をゆけばどうなるものか。

危ぶむなかれ。危ぶめば道なし。

踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。

迷わず行けよ。行けばわかるさ。

アントニオ猪木さんも不安の中、闘い続けたことでしょう。

しかし、足を止めず走り続け、日本だけではなく世界に大きな影響を与えました。

アントニオ猪木さんを深く知ることで、名言「道」がアントニオ猪木さん自身の人生を示しているのではないかと感じ取ることができるのではないでしょうか。

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まとめ

いかがでしたか?

人はなくなってから、大切さに気付くことが多いと言われています。

アントニオ猪木さんの名言「道」から、大切なもの学ぶことができたと思います。

今一度、自分の大切な「道」と見つめ直して「最高な人生」と言えるようにしましょう。

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